【9月28日 AFP】ラグビーW杯日本大会(Rugby World Cup 2019)は28日、プールAの試合が行われ、日本は19-12で世界ランク2位のアイルランドから金星を挙げた。
日本は後半途中、福岡堅樹(Kenki Fukuoka)がトライを決めると、その後は必死のディフェンスを披露。前回イングランド大会(Rugby World Cup 2015)での南アフリカ戦での金星に肩を並べる、衝撃の結果となった。(c)AFP
カナダ3人殺害の10代容疑者ら、動画で犯行認めていた 無差別殺人か

3人を殺害したとして指名手配され、カナダ中部マニトバ州で遺体で発見されたカム・マクラウド容疑者(左)とブライアー・シュメゲルスキー容疑者。王立カナダ騎馬警察公開(2019年7月23日提供)。(c)AFP PHOTO / HANDOUT / Royal Canadian Mounted Police
【9月28日 AFP】カナダ西部で3人が殺害された事件の容疑者で、先月、同国の樹林で遺体で見つかった10代の2人が、指名手配を受けて逃亡中に携帯電話で撮影した動画で3人全員の殺害を認めていたことが分かった。当局が27日に明らかにした。
幼なじみだったカム・マクラウド(Kam McLeod)容疑者(19)とブライアー・シュメゲルスキー(Bryer Schmegelsky)容疑者(18)は、オーストラリア人男性のルーカス・ファウラー(Lucas Fowler)さんと米国人のチャイナ・ディース(Chynna Deese)さんのカップルと、カナダ人の植物学教授レナード・ディック(Leonard Dyck)さんを殺害した疑いで指名手配されていた。警察はこの夏、3週間にわたり、西部ブリティッシュコロンビア(British Columbia)州から東方に3000キロ以上離れた中部マニトバ(Manitoba)州まで2人の行方を追って荒野で大規模な捜索活動を行い、8月7日に樹林で2人の遺体と一緒にライフル2丁、動画6本の撮影に使用された携帯電話を発見した。
RCMPのケビン・ハケット(Kevin Hackett)副総監は、「殺害は無作為で、無計画な犯行とみられ、動機については不明」と述べ、容疑者はこの2人以外にはいないと説明。さらに、「見つかった動画で2人は、3人全員を殺害したことを認めているが、犯行に対する自責の念や、他にも人を殺したいという意思は示していなかった」としている。
2人は一緒に死ぬ約束をして、マクラウド容疑者がシュメゲルスキー容疑者をライフルで撃ち、次に自分を撃ったとみられている。(c)AFP
【今日の1枚】公園にバルーン人間、子どもも思わず立ち止まる

ロシア・モスクワで、公園を歩くサーカス団員を見つめる子ども(2019年9月15日撮影)。(c)Dimitar DILKOFF / AFP
【9月28日 AFP】ロシア・モスクワ中心部にある公園を歩くサーカス団員。(c)AFP
お待ちどうさま!レールにのって料理がくるレストラン 重慶

タッチパネルで料理を注文する客(2019年9月16日撮影)。(c)CNS/陳超
【9月28日 CNS】中国・重慶市のショッピングセンター「重慶ラッフルズシティー(Raffles City ChongQing)」にあるレストランは、レールにのって料理が運ばれてくることで注目を集めている。
厨房で作られた料理は、容器に入れられ、店内に張り巡らされたレールの上を滑って客の待つテーブルの上方まで運ばれる。上方に到着すると、らせん状のレールを伝って客の目の前まで滑り下りてくる。また、一部の料理はロボットが運んでくれる。(c)CNS/JCM/AFPBB News
仏化学工場火災、健康上のリスク否定できず 保健相

フランス北部ルーアンで、工場から立ち上る煙を捉えた動画の一場面(2019年9月26日撮影)。(c)AFP/Jocelyn MORAS
【9月28日 AFP】フランス北部ルーアン(Rouen)の化学工場で26日に発生した火災について、同国のアニエス・ビュザン(Agnes Buzyn)保健相は27日、住民らに対する健康上のリスクがないと保証することはできないと述べた。
火災が起きたのは、工業用潤滑油や軽油用添加剤を製造する多国籍企業ルーブリゾール(Lubrizol)の工場。ルーブリゾールの所有者は、米投資家のウォーレン・バフェット(Warren Buffett)氏だ。
地元当局によると27日までに鎮火され、火災によるけが人は出ていないが、刺激臭のある黒煙が周辺の22キロ圏内に広がった。市内では学校が2日連続で休校となり、27日もマスクをして歩く人々の姿が多く見られた。国営テレビのフランス3(France 3)は、ルーアンのスタジオとオフィスで一部の従業員が吐き気と嘔吐(おうと)を起こし、全員が退避したと伝えた。
火災現場を訪れたビュザン氏は「市は明らかに汚染されている」と述べ、「危険性がないと保証することはできない。当然ながら炭化水素が残っている」と言明した。
これに先立ち地元当局者は、大気や水道水から有害物質は検知されず、火災についての懸念はなくなったと住民らに向けて説明していた。(c)AFP/Chloé COUPEAU
*上記はAFPBBNEWSの記事から引用しました。
*今日の一言
ここにいさせてください 虐待に浮気、あてなき旅の果てで掴んだ幸せ!
十数年働いた飲食店をやめ、林田浩之さん(39)は岐阜県内のアパートを出た。荷物は寝袋や数日分の衣類をつめたリュック一つ。運転免許証も携帯電話も捨てた。
きっかけは同棲(どうせい)していた恋人の浮気だった。相手は、店の同僚。また、人が信じられなくなった。
西へ西へ。あてのない旅は、1年あまりにおよんだ。唯一立ち寄ってみたかったのが、宮崎県西都市だった。2017年の夏、25年ぶりに訪れると、森の中にかつての居場所が残っていた。
幼いころ、父から毎日のように殴られた。物心ついたときには母がおらず、食事も満足に与えられなかった。なんで、こんなひどいことをされるのか、わからなかった。ただ、逃げ出したかった。
小学5年の終わりから1年3カ月を過ごすことになったのが、西都市にあった児童養護施設だった。三度の食事に、あたたかい布団がそこにはあった。
当時の建物は残っていたが施設はなく、見知らぬ老夫婦が住んでいた。画家の高見乾司さん(71)と、染織家の横田康子さん(80)。2人は森に自生する草木を使って薬草茶や、染め織物をつくって生活していた。
林田さんがここで暮らしていたことや旅をしていることを伝えると、しばらく滞在していくよう勧められた。
高見さんは毎日、森に連れ出してくれた。どの草に薬効があり、どんな色に染められるのか。夜空の星で狩猟を占う言い伝えや、何千年もの歴史が詰まった神楽の魅力も話してくれた。横田さんは、草木から糸を作る方法を教えてくれた。
時間を忘れて聴き入った。何より興味をそそられたのが、2人のささやかなプロジェクトだった。
荒れた杉や竹の林に手を入れて、ハイキングコースをつくる。子どもたちを集めて工作教室を開いたり、秘密基地を作ったり。10年前に構想して少しずつ進めているが、2人ではなかなかはかどらないという。
小川での水遊び、砂利道で初めて乗った自転車、林の中でのターザンごっこ。嫌なことを忘れて夢中で遊んだ日々を、林田さんは思い出していた。
「もうしばらく、ここにいさせてください」
2人にそう伝えてから2年。林田さんはいまも高見さん、横田さん夫婦と毎日の食卓を囲んでいる。
*上記は朝日新聞デジタル版の記事から引用しました。
*幸せは自分で掴むもので、行動しなければ見つからない!
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